Archive for 10月 2012

また埃が入っていた。

またK-rのセンサーに埃がついていた。
理由がわからない。
 画像左下方面にくっきりと写っている。
上部中央やや右にもついているし。

レンズを交換するときはミラーは当然下がっているし。
なぜセンサーに埃がついてしまうのかが謎である。
とりあえずミラーアップを行い、ブロアーで埃を吹き飛ばした。
問題なく前回同様、綺麗になったから良かったものの、そもそもの埃が入ってしまう原因を特定して、解決しないとこの繰り返しになってしまう。
困ったものだ。
なんとかしたいと思ってる。

原産国効果とその応用とか

原産国効果。
Country Of Origin Effectsとも。
製品・サービスの原産国情報によって、消費者に与えられる正負の有意な効果のこと。

簡単な例を上げれば、先月非常に話題になっていた中国でのデモである。
デモをしている人々が暴徒と化し、破壊活動を行ったのは記憶にあたらしい。
その標的となったのは、『Made in Japan』である。
つまり、『日本』という原産国効果によって、日本企業は多大なる負の効果を受けたわけだ。
ただ、原産国は日本であるというだけ。
それがアメリカだったら標的にはならなかったはず。
このように原産国効果は確かに存在するものである。

有利に働いた例として、Made in Japanで言えば自動車業界は当てはまるだろう。
また家電製品も同様である。
日本製であるだけで、高品質、高機能、そう消費者は感じる。

ただしどんな製品・サービスにおいても原産国効果が働くとしても、その強度には当然違いがある。
カントリー・オブ・オリジン・エフェクト研究の現状と課題に関する一考察

上記によれば、原産国効果が働く要因として3つが挙げられている。
製造国要因、製品要因、消費者要因の3つである。

製造国要因は、要はどこで製造されたものなのか、それが原産国効果に影響を与えるということ。
考えてみれば当然かもしれないが、先進国製の情報機器と新興国製の情報機器では、やはり前者のほうが良いと感じてしまう。
つまり製造国が影響を及ぼしている。

製品要因とは、製品が耐久財か、非耐久財かによって影響の度合いが異なるという話。
すぐに消費してしまうものよりは、長く使用する製品のほうが原産国効果の影響度合いが強くなる。
これにも確かに納得できる。
やはり耐久財と非耐久財では、価格差もあるだろうし、購買時に悩むのはわかる。
だからこそ原産国情報は購買時に強く関わってくる。

そして消費者要因。
原産国効果として、その国の消費者によって影響する国の違いが出てくる。
自国の製品を寵愛するのは当然のことだろうし、嫌いな国の製品はあまり買いたくはなくなるだろう。
そのように、その国の国民感情によって、原産国効果の影響度合いは変わってくる。

とりあえず原産国効果は、消費者にとって製品・サービスを選択するときに有意に働くのである。
これは先行研究からも証明されている、ようである。

こちらも参考に。
 原産地効果に対する 戦略的インプリケーションの一考察

とにかく原産国効果は消費者に有意である。
じゃあどうやって原産国効果を利用すればいいのか。

それは各国の消費者が、他国に対して抱いているイメージを知る必要がある。
「あの国はすごくおしゃれだなー」ならば、あの国を装って服飾系を販売する。
「この国はすごくハイテクだなー」ならば、この国を装ってハイテク製品を販売する。
「その国はすごく寒い国だなー」ならば、その国を装って暖房機器や防寒着を販売する。
 これは1つの試みとしてはありだろう。

例えば、マクドナルドが日本に進出してきた時の話。
アメリカっておしゃれ、かっこいい、時代の先進、そんなイメージがあったことだろう。
(おそらくだが)
そしてそんな日本人に対して、マクドナルドはアメリカというイメージを持ってきた。
マクドナルド=アメリカ=おしゃれ=かっこいい=時代の先進=買いたい=行きたい、なのだ。
Vol.03 銀座にマクドナルド1号店 昭和46年7月20日 新風景、時代とともに変化(1/2)- 昭和史再訪セレクション - 地球発 - [どらく]
わざわざアメリカンスクールに通っている女学生をバイトに動員したのだ。
これが、アメリカだ、で日本に上陸したのである。

ただし現代の私たちはマクドナルド=アメリカ=(以下略)になっているだろうか。
なっていないだろう。
そう、原産国効果には賞味期限のように、使える帰還がある、ようである。
よって、国際マーケティングにおける、エントリーモードにおいて重要なのではないか。
要は製品を海外へ輸出し始めた、その最初の時期。

日本企業は、現代多国籍化に迫られている。
その強迫観念は日に日に強まっている。
つまり、日本企業、特に大きなブランド力のない企業が海外展開する場合、日本という原産国効果は非常に有意な武器になりうるのである。

と、ここまでは容易にたどり着く話。
むしろ前菜。

実際問題、原産国効果はどこまで市場において影響をもたらすのか。
と、いうのも、原産国効果はブランドとも大いに関わってくるからである。
TOYOTAが売れるのは、日本だからなのかTOYOTAだからなのか。
おそらく後者である。
TOYOTAが海外進出し始めた当初、日本の原産国効果は大したことなかったからだ。
今の時代、新たな自動車メーカーが、日本産を銘打って海外進出したとすれば、間違いなく日本という原産国効果が働くことだろう。
その後になって、そのメーカーのブランドが認知され、日本ではなく、そのブランドだから買ってくれる、と変化してくるだろう。

タイピングに疲れた。
筆を置く。
残りはまた後で。

とにかく言い訳させてもらうと、何もまとまっていないのに書き始めてしまった。
気が向いたら内容を整理しようとおもう。

ページタイトルとアドレスの取得

どこかしらの記事の引用なり、参考を示すのに、けっこうタイトルとかアドレスをコピペするのが面倒だった。
よくよく考えたら、そういうのを便利にしてくれるアドオンがfirefoxにはあるだろうな、と思って検索。

思った通りあった。
「ページタイトルとURLをコピーする」系では最強?のfirefoxアドオン - @inarinのはてなダイアリー

上記記事を参考にした。
アドオンの名前は、Make Linkである。
Make Link :: Add-ons for Firefox
 

タイトルとURLをHTML形式(リンクタグ形式)で取得したり、プレーンテキストで取得したりできるほか、独自の設定で取得することもできる。
かなり便利。
どうぞご利用あれ。