Archive for 7月 2012

IS12Sバージョンアップ

IS12SがようやくAndroid4.0にバージョンアップされた。
6月下旬以降とアナウンスしてから1ヶ月半。
7月最終日にバージョンアップが始まった。


まだバージョンは2.3.7
まずはソフトウェア更新をタッチ。

最初は10M程度のファイルで更新。
元には戻せないとのこと。
名残欲しいけど、バージョンアップの魅力には勝てない。


ダウンロードが終わって、あとはインストールするのみ。
第一段階は無事に終了。
 まだバージョンは2.3.7.
 2つ目の更新。
今度は200Mもある。



 後少しでAndroid4.0になる。
そしてインストールを決意。
しばらく更新画面となり、やがて終了。
無事にソフトウェア更新ができた。
通知バーのデザイン変わりすぎ。
個人的には微妙かも。
Androidバージョンは4.0.4になっている。
スクリーンショットの撮影方法は、今までの電源ボタン長押しからではなく、電源ボタンと音量を下げるボタンの同時長押しでできる。
結構音がでかい。

バージョンアップしてすぐは動作がかなりもっさりしている。
バックグラウンドで色々と設定しているようである。
OS Monitorで見てみたところ、ダウンロードマネージャーだか、更新センターだか、(何が動いていたか忘れてしまった)何かしらがずっと動いていた。
CPUの専有をしているようで、しばらくは遅い。

無事にバージョンアップできたのはいいが、やはり今までのアプリの対応が完全にされていないのが悔やまれる。
これはアプリ開発者の手にかかっているわけだが。

簡単な情報を通知する、というアプリはかなり気に入っている。
通知バーに日付を表示し、同時にアプリランチャーにもなるのだが、バージョンアップしたら見た目が悪くなった。
Notifaction Launcherと簡単な情報を通知するの通知バー上での位置関係が気に食わない。
日付表示の左側にインデントが入ってしまっているのだ。
これはNotifaction Launcherの通知アイコンが透明で入っているからだ。
なんとか直そうとアプリの再起動をしてみても治らない。

SSLauncherをホームアプリとして使っているが、あまり軽快ではない。
理由は釈然としないが。
もしかしたらSSLauncherを使う前にSpinLauncherをかませているからかもしれない。
時間があるときに検証してみたい。

とりあえずAndroid4.0にすると、まあまあいいんじゃないか、と思う。
ただそこまでの未来を感じないのも事実。
もっと使っていくと感じるのかもしれないが。
致命的なバグがあるようにも今のところは思えないので、まあぼちぼちバージョンアップをしていけばいいんじゃないかと思う。

フィルムの現像から引き伸ばしまで

フィルムカメラの現像から引き伸ばしまでを初めてやった。
自分用にメモ。

現像と引き伸ばし。
現像はフィルムからネガを作る作業。
引き伸ばしはネガから印画紙へ焼き付ける作業。
Wikipedia

写真撮影の仕組みは、フィルムを感光させて像を記録する。
フィルムには銀とハロゲンが混ざってて、かなり反応しやすい。
フィルムに光が当たると、銀とハロゲンが分離される。

現像は3ステップ。
現像液によってフィルムに像を浮かび上がらせる。
停止液によってその浮かび上がりを止める。
定着液によって浮かび上がった像を定着させる。
感光して分離したハロゲンを洗い流して、銀を固定させる感じ。
だから銀幕とか呼ばれるとか。

使用しているフィルムと現像液等によって反応させる時間が異なる。
今回使ったのはTri-XとD76。
温度による反応時間の組み合わせはコダック社より公開されている。
コダック社より(PDF)

現像する前にフィルムをタンクに入れる必要がある。
フィルムをケースから取り出し、金属製のロールに巻きつけ、タンクに入れる。
タンクの上部から各反応に必要な溶液を注ぎ入れる。

時間は温度によって調節する。

タンクに溶液を入れたときはかくはんをし、泡抜きをする。
バーテンダーのように3回ほどシェイクした後、トントンと下にぶつけて泡を抜く。
泡が入ってしまうと、現像にムラができてしまうので注意が必要。

引き伸ばしも現像と同じようなステップ。
まずは印画紙に焼き付ける。
印画紙=フィルムと同様。
そして印画紙を現像液によって反応させる。
タイミングを図って、停止液によって反応を止める。
そして定着液で印画紙への焼付けを定着させる。
最後は水洗い。
現像液につければつけるほど、反応が進み、コントラストが強調されるという。
定着液の段階までいけば、電灯をつけても平気である。

印画紙は光に反応して黒くなる。
だから真っ暗な暗室での作業が必要になる。
フィルムを引き伸ばし用のカメラ的マシーンにセットして、印画紙に焼き付ける。
その時間が長ければ長いほど黒くなる。
そのため時間と絞りをしっかりと把握しておかないと、調節することができなくなる。
なお、印画紙によって反応しない光があるので、その光をつけながら作業することができる。
これがないと真っ暗で何にも作業ができないし、その独特な光がイイ雰囲気を作り出す。

今回の現像から引き伸ばしまでは、厳密な管理をせずに行った。
厳密でなくともできるのである。
ただし、それは反応させる時間や温度だけの話であり、明るいところでの作業をしてしまっては全てが台無しになる、と思う。

フィルムカメラはフィルムから現像に必要な装置、溶液などの準備が必要で、高コストで面倒である。
ただそれ以上に面白さがある。
ネガが作れた瞬間。
引き伸ばす写真選びの片時。
印画紙から浮かびでてくる像を見るとき。
定着液まで浸した安心。
そして完成した写真を並べての観賞。
めちゃくちゃ面白い。
高いけど面白い。
面倒だけど面白い。

また現像から引き伸ばしまでをやりたい。
次は今回よりも上手に全部こなしたい、と思う。

おおかみこどもの雪と雨

おおかみこどもの雨と雪を見てきた。
公式サイトはこちら

監督は、細田守さん。
サマーウォーズや時をかける少女と同じ監督。

物語は時系列的に流れていく。
そのナレーターをおおかみこどもの雪が行う。

最初のシーンで少し気が滅入った。
アニメとCGの合成に違和感を感じたからだ。
この作品はもしかしたら内容はとにかくとして、映像は微妙なのか? と不安をいだいた。
だがその不安はそこまで的中しなかった。
どうしてもCGとアニメの違和感は自分の中にはあるものの、そんなに大げさな感じは最初以降は感じなかった。
ただし、自動車のシーンは好きになれない。
自動車を動かすのは面倒なのだろうけど、自動車のCGには激しく違和感を感じてしまう。
これはこの映画に限った話ではないけども。

結論をいうと面白かった。
個人的にはちょっと寂しさが残ったが、これはこれでいいと思う。
むしろこれでこそ、という感じ。

迷いと決断のある作品だった。
見ればわかる。

けっこう気になったのが、先生のところ。
虎の威を借る狐?
それとも本当に山のボス?
正直に言うと、前者が正解なんじゃないかな、と思ってる。
見ればわかる。

ぜひご覧あれ。

崖っぷちの男

崖っぷちの男を見てきた。
久しぶりに映画館で見ることができてよかった。
やはり音も映像も変わると思う。

崖っぷちの男。公式サイト(日本語版)
アスガー・レス監督のハリウッド長編劇デビュー作品とのこと。
先輩に面白いという口コミをいただいたので見ることにした。

崖っぷちの男というタイトルにもあるように、主人公は映画中のかなりの時間を崖っぷちに陣取る。
まさに崖っぷちの男。

面白かったと言えば、たしかにそうなんだけど、という感じ。
個人的にはいろいろな問題は解決して欲しいからだ。
しかしそれがなかったのだ。

例えば正義のヒーローが悪の親玉と戦った時に、様々な建物を破壊してしまう。
ヒーローは苦難の末、悪玉を倒すのだけど、そこに待っていたのは大量の損害賠償。
ここまで現実的ではなくていいけども、1つの正義によって、その他多くの被害をすべて帳消しにしてしまうのはなんだかな。
そこに納得できる理由があればいいんだけど。

文句はないことはないけども、面白かったのは間違いない。
ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

ソナチネと菊次郎の夏と2001年宇宙の旅

北野武監督作品であるソナチネと菊次郎の夏、それとキューブリック監督作品である2001年宇宙の旅を見た。

ソナチネ。
極道の物語、という表現でいいのかな。
ヤクザの兄貴が本州から沖縄に送られる話。
助っ人として送られたはずなんだけど、沖縄では陰謀渦巻くような状況に。
途中で無邪気に遊んでいるシーンが結構あるのだが、そこが面白かった。
普通にビートたけしみたい。

菊次郎の夏。
ソナチネを視聴した直後にこれを見たのだが、どっちの作品でも基本的なたけしさんの話し方は変わってない。
けど、こちらのほうだと気が強いけど、実際は弱くて、でも優しいところもあるおじさん、みたいな感じ。
愛知県の豊橋にいる母親に会いに行きたい小学生との夏休みに繰り広げた旅の話。
くすっという笑いが随所に感じられる。
ビートたけしのセンスだなー、と感じる笑いどころが多く感じた。

2001年宇宙の旅。
SF作品の金字塔。
1968年だっけかな。
とりあえずかなり昔の作品のようである。
この映画はずばり、音楽と映像の作品だと思った。
良い音楽と、良い映像。
この2つが詰め込まれていると思う。
見るなら映画館。
でないと、普通の21インチのディスプレイだとあまりなー、というところ。
140分にも渡る作品で、人類の過去と未来を一気につないだストーリー。
作中に出てくるすっごいコンピュータ、HAL(ハル)。
このHALより一歩進んだコンピュータを作りたい、という思想でIBMの名前がついたとか。
HALから一文字ずつスライドさせてるわけ。(H→I、A→B、L→M)

自分の映画への好みがなんとなくわかった。
映像とか音楽とか、そういうのじゃなくて、ストーリーを自分は一番重要視していると思う。
流れがゆったりしていると耐えられないみたい。
2001年宇宙の旅は、昼食後の視聴が原因なのかもしれないが1時間経過した時点で30分の仮眠をとってしまった。

DVDだけじゃなくて、久しぶりに映画館で映画をみたい。
とりあえずダークナイト・ライジングは絶対見たい。
ダークナイトがめちゃくちゃ面白かっただけに、次回作のライジングにはかなり期待している。
ぜひダークナイトを見てみて、ダークナイトライジングも見てみたらいかがだろうか。

DARS Salt chocolateが美味い

ミニストップでふと見かけた新商品。
森永の製品であるダースチョコレートに、ソルトなる味が出ていた。
ダースといえばホワイトと決めているが、好奇心に負けて買ってしまった。

まず普通にダースチョコレートである。
通常品の感じ。
ただし、口残りで気がつく。
なんか入っているぞ、ってことに。
それがソルト、つまり塩。
ロレーヌ産岩塩を使用しているとパッケージには書いてある。
ロレーヌ産か、なるほど。
ドラクエに出てきそうな名称だと思っただけで、何も知らない。

とにかくこのくちどけ後のソルトがいい。
スイカに塩をかけると甘みをより感じることができるのと似ているかもしれない。
ついつい食べ過ぎてしまうような美味さである。

これはどうやら期間限定品らしいので、未体験の人は一度試した方がいい。


「ダース」限定フレーバーは夏にピッタリのフランス産岩塩入り!
この記事をなぜこれほどまでにハマるのか分かった。
外見は普通のダースだが、中身はホワイトチョコらしい。
ホワイトチョコが好きだから、すごく美味しく感じられたのだろう。

それにしても、ミルクチョコもホワイトチョコも味で区別が付けられない舌って……。
なんにせよおいしいのでお試しあれ。

IS12Sのバージョンアップ

IS12SがAndroid2.3.7からAndroid4.0へバージョンアップされると公式の発表があった。
バージョンアップされる時期は6月下旬以降。
わかっている通り、今日は7月1日であるが、バージョンアップは開始されていない。
どういうことだろうか。

6月下旬行こうと発表してあるので、例え年末にバージョンアップが行われたとしても問題ない。
あくまでそれは体裁上の話である。
年末に行われるならば、年末とアナウンスするべきである。

これにはロイヤルティと期待が絡み合っているように思う。

ロイヤルティは要は忠誠心。
ブランドにせよ、企業にせよ、消費者が心のなかに持っているものである。
無印良品はヨーロッパにおけるロイヤルティは非常に高いと聞く。
ロイヤルティがあるおかげで、消費者はまた同じ企業・ブランドの製品を選んで購入してくれる。

日本の小売業は世界的に見ても非常に優秀であるらしい。
小売業といえば、消費者が最も多く関係してくる。
つまり日本の消費者は世界的に優秀な小売業者に慣れきってしまっているわけだ。
海外では平気で電車が遅れると聞くし、日本では考えられない話である。
何が言いたいかというと、日本の消費者は世界的にみて、最も要求の高い部類の消費者なのだと思う。

IS12Sのバージョンアップが6月下旬以降と聞いて、心躍らされた消費者は自分だけではないはずである。
そういう期待を煽ったにもかかわらず、現実は違う。
auはロイヤルティを失ってしまう自体になったのだ。
完全市場であれば、これは大きな問題になる。
しかし携帯電話のキャリア業界は、非完全市場のほぼ3社による寡占市場となっているわけだ。
そのおかげでロイヤルティを失う自体になっても生存できる。
しかし市場が開け放たれたら瞬く間に顧客を失ってしまうだろう。

何が言いたいかがよくわからなくなってきた。
頭痛のせいだと思う。
関係ないけど、冷却シートのストックを常に持っておくのは大切だと思う。
一人暮らしだからこそ、動くのが辛くなった時の備えが重要。

とにかくバージョンアップのアナウンスが6月下旬以降になっていて、まだバージョンアップされないけど、IS12Sは現状でも優秀なので平気だと思う。
ただただ消費者に期待を抱かせてしまったが唯一の失敗だと思う。

[2012.07.07追記]
IS12SがICS、つまりAndroid4.0にバージョンアップされた実機についての記事があったので、参考までに。
Android 4.0搭載「Xperia acro HD IS12S」の実機レビュー。