参考に見たのは以下のサイト。
ご贈答マナー【賞状について】
賞状などについては、その文章に句読点をつけないことが慣習になっているという。
理由としては、めでたいことなどをわざわざ句読点をつけて区切る必要がないからだとか、かつての日本の毛筆文化の名残だとか、わざわざ句読点をつけないと受け取り手が理解できないと馬鹿にすることになるからだとかがある。
いずれにせよ、慣習として句読点は付けないらしい。
賞状等の書き方規則はどこにあるのだろうか、と思って探してみると、どうやら文化庁が公開しているようだ。
作成されたのが昭和35年なので、現代でも有効なのかはいまいち分かりかねるが。
文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 国語シリーズ | No.21 公用文の書き方資料集
上記サイトにリンクしてあるPDF文書のうち、p.175を確認してもらいたい。
そこにははっきりとこう書いてある。
* 句読点は、必ずしも打たなくてもよい。つまり、打たなくても良いのだ、必ずしも。
ということは、賞状等に句読点が打ってあったとしても、あながち”間違い”ではないようだ。
なので、「句読点を付けた表彰状を作ってしまった! しまった!!」とは、ならなくても良さそう。
ただし、慣習的にはつけるべきではなさそうなので、賞状等を作るときには気をつけたい。