Googleカレンダーは非常に便利です。
自分の予定を管理できることはもちろんですが、他人が作ったカレンダーの共有も可能です。
例えば国立天文台が公開しているカレンダーとしては、日食・月食・日面経過(国立天文台暦計算室)に関するものが公開されています。
日食・月食・日面経過(国立天文台暦計算室)
このように外部カレンダーを活用すると、わざわざ自分自身でカレンダーを自作する必要もなく、様々な情報を手軽に確認できます。
ただし、こういったカレンダーを作成する場合、通常のGoogleカレンダー画面からいちいち予定を登録するのはとても大変ですよね。
そこで活用できるのが、Googleカレンダーのインポート機能です。
参考にしたのは下のサイトです。
カレンダーのインポート、エクスポート - カレンダー ヘルプ
Excelで作ったスケジュールをGoogleカレンダーに一括登録する ― 阪神タイガース2013年の試合日程など | ちょっとした人だかり
今回作成した自作カレンダーは、名古屋の潮位カレンダーです。
これは気象庁が公開している名古屋の2015年予測潮位表をもとに作成しました。
気象庁 | 潮汐・海面水位のデータ 潮位表 名古屋(NAGOYA)
①上述のWebサイトから本日から12月31日までの潮位データを獲得します。
②獲得したデータを規定の形式に修正します。
③CSVファイルに書き出し、そのファイルをGoogleカレンダーでインポートします。
大きくこの3ステップで解決できます。
①潮位データの獲得
気象庁 | 潮汐・海面水位のデータ 潮位表 名古屋(NAGOYA)
こちらのWebサイト上から日付を指定したデータ表を見ることができます。
その表をGoogleスプレッドシートに貼り付けていきました。
②Googleカレンダー形式に編集
CSVファイルの形式に関しては、Googleのヘルプから参考できます。
CSV ファイルについて - カレンダー ヘルプ
今回の場合は、予定の項目、日付、時刻があれば十分であるため、「Subject,Start Date,Start Time」の3項目を設定します。
作成した後は、[ファイル]->[形式を指定してダウンロード]->[カンマ区切りの値]でCSVファイルをダウンロードしておきます。
③Googleカレンダーへのインポート
まずは新しいカレンダーのインポート先となるカレンダーを作成します。
[マイカレンダー]->[新しいカレンダーを作成]を選びます。
適当な名前をつけ、カレンダーを作成します。
作成したら、[マイカレンダー]->[設定] を選択します。
画面中央部にある[カレンダーをインポート]を選びます。
インポートするためのファイル、ここでは先ほど作成したCSVファイルを選びます。
そしてインポート先のカレンダーも選択します。
これによって、作成したCSVファイルが適切であれば、Googleカレンダーに予定がインポートされます。
今回実際に作成したカレンダーへは下のリンクからアクセス可能です。
潮位表 名古屋(NAGOYA)
カレンダーの読み方としては、満潮なのか、干潮なのかに加え、その後ろの数字が潮位となっています。
なので、昼間の時間にある干潮で、その後ろの数字が小さい場合、例えば藤前干潟での観察には適しているかもしれません。
足を運んでみると楽しいと思います。
方方: 藤前干潟にある名古屋市野鳥観察館と稲永ビジターセンターへ行ってきました。
Googleカレンダーのインポート機能を利用して、名古屋港の潮位カレンダーを作成しました。
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