以前、SSDを追加する計画を立て、そのために必要なパーツをアメリカのAmazonにて購入しました。
そちらのパーツが届いたので、iMacの爆速化、もとい高速化を実現するためにSSDを追加しました。
※iMacを分解するとAppleのサポート対象外となります。自己責任で分解してください。
今回用意したものは下記のもの。
・SSD
Transcend SSD 256GB 2.5インチ SATA3 6Gb/s MLC採用 3年保証 TS256GSSD370S
・SATAケーブル
Amazon.com: Slimline 13 pin SATA Female to 22 Pin SATA Female Cable: Computers & Accessories
・精密ドライバー
・吸盤式フック
・両面テープ
今回参考にしたサイトは下記のところ。
Evernoteに保存し、iPadで読みながら実際の作業をしました。
[Apple]iMac2011(21.5インチ/27インチ)にSSDを増設した時の覚書 « 変人窟過去ログ倉庫(HJKLOG)
重たくなったiMac (2011) にSSDを増設して高速化してみました。
1.まずはデータのバックアップをとる。
万が一のことを考え、データのバックアップを取ります。
この機会に際して、外付けHDDも新たに買いました。
Seagate HDD 外付けハードディスク 2.0TB USB3.0 PC/テレビ録画/WiiU対応 Expantion ELECOM/SGD-FEX020UBK
2.電源OFFにして、周辺機器を取り外す。
電源を切ったあと、各ケーブルやメモリーを取り外します。
ここまでは全く問題ありません。
3.液晶ディスプレイを取り外す。
吸盤式フックを利用し、iMacのディスプレイを取り外していきます。
ここからが気の抜けない作業です。

4.ガラスケースと液晶パネルを取り外す。
吸盤式フックを使って前面にあるガラスケースを取り外します。
その後、液晶パネルを支えるネジを8つ外し、丁寧に液晶パネルを外します。
下記はパネルを取った時のものです。

5.SSDをつなげるため、ロジックボードに至るまでの各種部品を取り除きます。
参考サイト等を見ながらやれば、難なくできます。
※これ以降は写真なし。作業で手一杯でした……。
6.SATAケーブルをロジックボードに接続し、ロジックボードをもとに戻します。
ここが鬼門でした。
全く綺麗に戻らない。
ここだけで1時間近く時間を消費しました。
結局、諦観に入り、半ば強引にロジックボードを戻しました。
7.増設したSATAケーブルにSSDをつなぎ、DVDドライブの下側、空いたスペースにセットします。
テープで貼りつけました。
8.あとはすべてのパーツ、ケーブルを戻します。
ここまで3時間程度かかりました。
非常に長い道のりでしたね。
祈りつつ、電源スイッチを押したところ、聞き慣れた起動音とともに問題なくMacが起動できました。
そこからはOSを最新のEl Capitanにアップデートし、その後クリーンインストールしました。
HDDとSSDの速度比較


上が今まで使っていた内蔵HDDの速度テストの結果。
下が新しいSSDの結果。
もう一目瞭然でSSDは早いですね。
起動も早くなったし、アプリの起動もめちゃくちゃ早いです。
早すぎて、初めてiMacを購入した時のような感動が得られました。
私のiMacは2011年に購入したので、すでにAppleサポートが切れています。
そのため、思い切り良く分解に手を出すことができました。
結果として、非常に快適な環境を得ることができたので、万々歳です。
※ただし分解等は自己責任にて。