カンブリア宮殿をテレビで初めて見た。
紹介されて、動画の一部を見ることはあったが、自らテレビを通してみたのは初めて。
今回のゲストはドワンゴ会長の川上さんだった。
カンブリア宮殿、バックナンバー
カンブリア宮殿、動画
バックナンバーから、ドワンゴ再生回の概要あり。
動画から、実際の放送内容を見れる。
コンテンツを無料で提供しているのがすごい。
カンブリア宮殿様々だなー、と思う。
ドワンゴよりも、ニコニコ動画の方が聞き覚えが多いのではないか。
ニコ動、とか。
ニコ生、とか。
話の中で聞くこともあるし、インターネット上でもよく見る。
ニコニコ動画の正式サービスが開始されたのは2007年。
今から5年前。
リーマン・ショックが2008年……、だった気がするからその前年にスタートしたわけ。
インターネットサービスをするには、サーバーの管理費用が莫大になる。らしい。
しかもニコニコ動画は動画である。
文字だけの静的コンテンツに比べ、動的コンテンツであるから、サーバーへの負担も当然高いはず。
つまりそれだけサーバーの管理費用も高いだろう。
ニコニコ動画は黒字化しているらしい。
2010年から黒字に転じたとのこと。
その要因は月額525円のプレミアム会員による収入が大きい。らしい。
会員数126万人。
あくまで有料会員だけで、である。
その他の月額有料サービスの場合、有料会員のうちの頻繁にアクセスしてくるようなアクティブユーザーは30%ほどらしい。
それ以外の70%は数カ月に1度のアクセス。
一方のニコニコ動画は違う。
有料会員のうちの95%、脅威の割合がアクティブユーザーで、ヘビーユーザーなのだという。
無料会員であってもコンテンツである動画は全て視聴できるとのこと。
有料会員ではニコニコ生放送の時に、優先的に視聴できるらしい。
有料会員のニコニコ動画へのロイヤリティはかなりのものだろうな、と思う。
ライトユーザーの有料化への取り込みが出来れば、成功。らしい。
どうなるだろうか。
ライトユーザーが有料会員登録する可能性はあるのだろうか。
ここ数年でのインターネットの有料サービスの普及を見てみると、高い。
それだけユーザーの有料サービスへの抵抗も下がっている。
そのことを考えると、数年もしたらライトユーザーによる有料会員登録もあながちありえない話ではないと思う。
ただそこにはもっと今と違う何かが必要なのかな、と思う。
例えば動画、もしくはユーザーへの投票権。
視聴数やコメントによる動画の評価はできるが、そこに投票という水準を入れるのもありなのかな、と思った。
ほんの少しだが。
他には525円のプレミアム会員で出来る事を増やす。
例えば現在はサービスが移行してしまったが、Picnicのような画像編集。
動画共有サイトなのだし、動画編集もできたら面白いかも。
マシンパワーのないノートPCでも、インターネットに繋がっていればニコニコ動画のサーバを利用して、作品を作れる。
ニコニコ動画ですごいと思うとともに恐れを抱く点が、クリエイターたちが協力しあうところ。
誰かが作った曲のPVを作ったり、その逆もあったり。
誰かが作った歌を歌ったら、CDデビューできたり。
ディスプレイの向こう側にいる、クリエイターたちの交流がすごく面白く見える。
ただそのクリエイターの中に加われない自分の技術のなさがなんだか歯がゆくて、恐れも感じてしまう。
とりあえずカンブリア宮殿面白いので、毎週見てみようと思った。
ニコニコ動画もすごいので、使っていこうかなと思った。
ドワンゴ、川上さん。
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