下の記事に触発され、藤前干潟にある名古屋市野鳥観察館と稲永ビジターセンターへ行ってきました。
冬の藤前干潟。野鳥観察館と稲永ビジターセンターを見学してきました | Seminar Note
藤前干潟とは、ラムサール条約という、世界の湿地を守ることを目的とした条約の下、保全管理されている湿地の1つです。
この藤前干潟では、名古屋市野鳥観察館が設けられ、数多くの野鳥をフィールドスコープによって観察することが出来ます。
なお名古屋市野鳥観察館の公式サイトはこちら。
名古屋市野鳥観察館
公式ブログはこちら。
観察館日記
現在、名古屋市野鳥観察館ではデジスコ体験ができます。
これはデジタルカメラをフィールドスコープに接続し、高倍率の写真を撮影できるというものです。
ただし、映像を数度にわたってプリズムで反射するため、あまり鮮明ではない様子。
そのために現在ではあまり使っていないらしく、もっぱら焦点距離の大きい望遠レンズをミラーレス一眼カメラに装着しての写真撮影を行っているとのことでした。
それはさておき、実際にデジスコを使用させてもらい、撮影した写真は下のもの。
写真に写っているのはおよそ500m先のブロックらしいので、なかなかの望遠ですね。
その他、フィールドスコープに写った映像をiPhoneを利用して撮影しました。
その後は稲永ビジターセンターを見学し、干潟の脇道を歩いてみました。
そこではヨシの集まる干潟で休憩をしている鳥達がたくさん見られました。
その数は軽く100羽を越えていまして、ものすごいですね。
ちなみに、このヨシという植物を使って、名古屋では古くからスダレを作っていたらしいです。
この辺りの地域である庄内川や新川河口周辺はスダレ発祥の地と呼ばれるほど。
また今回訪れた稲永ビジターセンターでは、ヨシですだれ編み体験をはじめとし、海苔を作れたり、干潟に残った鳥の足型を取ったり、様々な体験に参加することも出来るとのことです。
興味があればこちらにもぜひ足をお運び下さい。
その詳細は下から見られます。
藤前干潟を守る会ホームページ -
野鳥観察の時期についてですが、野鳥観察館職員さんの話によると、4月の終わりから5月の初旬にかけて、もしくは8月に入ってからの数週間がおすすめらしいです。
4月以降、また暖かくなってから訪れてみようと思います。
藤前干潟にある名古屋市野鳥観察館と稲永ビジターセンターへ行ってきました。
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