愛知県岡崎市は岡崎城、カクキュー、大樹寺、矢作川へ行ってきました。
後輩の男の子が車を出してくれたので、移動が楽でした。
ただ、岡崎観光をする場合、レンタサイクルが東岡崎駅の場合はあるため、自動車がなくても何ら問題はありません。
まずは東岡崎駅から徒歩で10分、車なら5分とかからず辿り着ける岡崎公園です。
そこには徳川家康が出生の城と知られる、岡崎城があります。
岡崎城天守閣
岡崎城は現存天守ではなく、復興天守です。
鉄筋コンクリート造の5階建てでした。
ただし石垣だけは当時の様相を残してくれているらしいです。
写真はありませんが、野面積みされているので、城の歴史が古いものだったと分かります。
岡崎公園には、岡崎城だけではなく、三河武士のやかた家康館があります。
現在、刀剣の特別展が開催中なので、数十本に及ぶ刀剣を見ることができます。
三河武士のやかた家康館
岡崎城と三河武士のやかた家康館の共通券が大人一枚で510円とオトクな価格なので、お越しの際は両方へ行ったほうが良いと思います。
その後は昼食をとった後、八丁味噌を製造しているカクキューへと工場見学へ行きました。
工場見学中の写真は撮れませんでしたが、貴重なお話を聞けたと思います。
このカクキューとすぐ隣にあるまるや八丁味噌の2店だけが日本で八丁味噌を名乗れるお店とのことです。
日本でたった2社だけなのですね。
カクキュー 【合資会社 八丁味噌】
株式会社 まるや八丁味噌
工場見学は団体客でない場合はふらりと行っても差し支えないようです。
実際、私たちは4人組でしたが連絡せずとも参加することが出来ました。
そもそも八丁味噌は何かというと、大豆と塩と水だけを利用して作った豆味噌だということです。
作ること自体は他でも出来そうですが、八丁味噌を名乗れるのは、この2社だけに限られているのです。
大豆を発酵させて味噌を作るので、同様に発酵でアルコールを作る日本酒との共通点があるかもと想像するかもしれません。
ただ面白いことに、日本酒では「水」が重要であるにも関わらず、八丁味噌では特に水にこだわりはないとの話でした。
一方、他の原料にはこだわっているとのことで、大豆は「北海道産」、塩は「沖縄産」と最北と最南の最高品質のものを使っているとのこと。
現地の材料を使っていないのであれば、ここで作る必要はないのではないか、そう思うかもしれません。
しかし、八丁味噌は「天然醸造」と呼ばれる手法を使って作っています。
つまり気温や湿度調整などを行わず、全くの自然に任せて作っているのです。
このことから、この岡崎という地が八丁味噌には欠かせないものなのかもしれませんね。
八丁味噌工場の見学を終えた後は大樹寺へ行きました。
この大樹寺は徳川家康とのゆかりが深いお寺です。
大樹寺
お寺の正門から一直線上に岡崎城がのぞけるような町並みになっており、これをビスタラインと呼びます。
このビスタライン上には背の高い建築物を作れなくなっているらしく、伝統を守る岡崎市の政策が伺えますね。
ビスタライン(大樹寺から岡崎城を望む歴史的眺望) | 岡崎市ホームページ
写真の奥の門のさらに向こう側に見えるのが岡崎城です。
大樹寺で参拝を済ませた後は矢作川へ立ち寄りました。
ちょうど夕方近い時間でしたので、気持ちのよい景色と空気が味わえました。
写真の彼女は後輩の一人で、中判カメラで撮影しています。
いつかはPENTAXの中判カメラに僕も挑戦できたらと憧れますね。
以上、岡崎観光でした。
岡崎は徳川家康の時代から重要な拠点として発展し、現在でも栄えています。
大変楽しむことができると思いますので、ぜひお立ち寄り下さい。
岡崎城とカクキュー(八丁味噌工場)と大樹寺と矢作川
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