夏の金華山(旧名:稲葉山城)登山で岐阜城からの展望を眺めてきた。

台風も過ぎ去り、あとは梅雨が過ぎ去れば、サンサンの夏模様。
完全な夏にはやや早いが、天候にも恵まれていたため、岐阜県は金華山へ登山してきた。
金華山 (岐阜県) - Wikipedia

金華山は、旧名を稲葉山と言う。
そう、かの有名な斎藤道三が居城だった稲葉山城である。
斎藤道三亡き後は、その息子、斎藤龍興、斎藤義龍が城の支配を続けたが、最終的には織田信長によって侵略されてしまった。
そして織田信長によって、稲葉山城は岐阜城と名を改め、稲葉山も金華山へと変わった。
(すべて筆者の記憶によるため、正確を記していない可能性が高い)

こちらの金華山は標高がおよそ300メートルほどにもかかわらず、その登山道は意外と数多い。
今回は百曲登山道から登り、東阪ハイキングコースからおりてきた。

その一方で、頂上の岐阜城へ辿り着く方法にはロープウェイを使うこともでき、山を人力で登る必要は全くない。
金華山ロープウェー

だがそこに山があれば登るだろう。
登ってきた。

今回の登山データは以下のとおりである。(ルートラボより作成)
※iPhoneでGPSを測定したが、ログが正しく取れていない箇所もある。(飛び地など)


百曲登山道は、健脚者向けのコースとなっており、対象年齢としては中学生以上だと注意書きがあった。(頂上にて)
そう書かれていた通り、確かに健脚者向けで、非常に岩石が多く、大変なコースだった。

一方の東阪ハイキングコースが楽なのか、と言えばそういうわけでもなく、下りだったということもあって足への負担は大きかった。
どちらも楽ではなかった。

それはともかくとしてだ。
頂上には岐阜城がそびえる。
岐阜城/産業拠点運営課/岐阜市公式ホームページ

決して特別製の作りではなかったが、非常に楽しめた。
全体で4階建てとなっており、3階までは資料館で、4階は展望台となっていた。
最上階からの展望は想像を超えた良さだった。

南方向の濃尾平野は先が見通しきれないほど広く、その他方向に関しても展望が覗けた。
東方面のパノラマ写真だけ撮影していたので、それだけ紹介する。

この日はたまたま岐阜城ガイドボランティアの方がいた。
その格好は戦国武将、織田信長を意識しているようだった。

今回の金華山山頂、実は夜景スポットとしても秀逸らしい。
本日は昼間のうちに下山してしまったが、夜景を撮りに来るのにもうってつけ。
また岐阜城近くに位置していた展望レストラン近くでは、ビアガーデンも開催されているようだ。

岐阜城からの展望は、夏にかぎらず一年中、私達を楽しませてくれるだろう。
次回は秋、そして冬に訪れたいと思う。

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